M's カジュアルファッション

デザイナーのアンドレア・ダミコ氏に聞く
デザイナー論

2016/5/4
original
Brand Interview

1991年にボローニャで創業したAndrea D’AMICO(アンドレア・ダミコ)。黒や茶などクラシックなカーフのベルトしか無かった時代にカラフルなエキゾティックレザーを使った魅力的なベルトを発表し、イタリア中のブティックに熱狂を持って迎えられました。その後も独自のデザイン性を活かし、D’Damico(ディーダミーコ)というウォレットチェーンやブレスレットのラインも発表し、高く評価されています。

デザイナーのアンドレア・ダミコ氏に聞くデザイナー論

今回デザイナーであるアンドレア・ダミコ氏が来日し、ナノ・ユニバース ライブラリ東京に来店をした際に取材をさせて頂きました。これからデザイナーを目指す方には是非ご一読して頂きたいです。

ブランドを作ろうと思ったきっかけは?

25年前Andrea D’amicoブランドを始めようとしたきっかけは、そのころ「実用的なアクセサリー」であったベルトというアイテムを、“もっと多くのスタイル・テイストを表現できるアイテムにしたい”と思い、リアル・クロコダイルを用いた色彩豊かなバリエーションを揃え、パッチワークといった加工を施したシリーズなども作り出しました。

デザインを考える時やそれを作る上で大切にしていることは?

クリエーションをするときに最も大切にしていることは、私の中にある現在の感覚と市場の機微を感じ取りミックスさせてアイデアを練っています。またその過程で、顧客像を意識して、“自分のことをよく理解し、洗練されている男性”を惹きつけるものが何なのかを深く考え、そして意識した上で、クリエーションに活かしています。

日本の印象とナノ・ユニバースの印象は?

私は心から日本を愛しています。日本の文化はもちろんですが、特に日本食は愛してやまないですね(笑)毎年日本に訪れ、街をあるき、色々なものを見て様々なインスピレーションを受けています。毎回見てきたこと・モノを同僚に話して、日本の人々がとてもスタイリッシュでクールを求めていることを理解しています。
そして私共のブランドにとってナノ・ユニバースで展開してもらえることはとても名誉なことです。なぜならナノ・ユニバースがセレクトしているブランド・商品は、どれも洗練されているからです。

これから挑戦したい事やブランド
or 自身のこれからの展望などはありますか?

私の将来的目標は、細部までこだわり、洗練され且つクールである、ベルトからバッグ、アクセサリーといったアイテムからジャケットのようなウェアまでを含んだ“完成されたレザーコレクション”を創り出していきたいです。

デザイナーを目指す方へ何かアドバイスを

(個人的な願望ですが) 将来、チーム D’AMICOの一員として一緒にコレクションを作りましょう!!

問合せ先
ナノユニバース ライブラリ東京
東京都渋谷区神南1-19-14 B1F
Tel:03-5456-9375