M's カジュアルファッション

BROWN BROWN
~ 新進気鋭のハンドメイドアーティスト ~

2016/3/15
original
Brand Interview




2012年よりスタートしているBrownBrown。販売・生産を経て、モノ作りに魅了された、川村達郎氏と渡邊 祐氏の2人が独自のリメイクや加工、エイジングにより物作りをしている。洋服やレザー、鍵など様々な分野で奮闘しており、作り出す物はどこか味があり、温もりを感じる。“物を大切に使い、長い年月を経てアンティーク・ヴィンテージへと変化していく”そんな素敵な世界観を表現する事を目指し活動しているブランド。





BROWN BROWN
~新進気鋭のハンドメイドアーティスト~

今季よりナノ・ユニバースで取り扱いがスタートとなったレザーブランド【BROWN BROWN】。川村達郎氏と渡邊 祐氏、2人のデザイナーからなる同ブランドだが、2人はデザインだけでなく製作までをも行う。二人の工程は、レザーの染色、型押し、カッティング、縫製など多岐に渡る。工房を見せて頂き、作品を見たらいわゆるデザイナーというよりハンドメイドアーティストという方がしっくりくる。1つ1つの作品にハンドメイドの暖かみを感じられるなぁと感銘を受けた。ブランド立ち上げる前から洋服のリメイクや木工などモノ作りをしていたという両氏。1×1=1の数式と違い、川村氏×渡邊氏=無限の可能性を感じさせられる・・・それが≪BROWN BROWN≫なんだと思った。



■ ブランドを作るきっかけ

以前の職場が一緒で本当に良く遊んでいる同僚って感じでした。その時は、まさか一緒にブランドをやるとは一切考えてなかったです。お互いにモノ作りが好きだったんです。さっきの話で遊んでいたっていうのも家で服のリメイクとかモノ作りに没頭していました。互いに出会った職場から違う道に進んで行きましたけど一緒にブランドを立ち上げるというのは自然な流れでしたね。二人共、モノ作りを愛しているので。

■ レザーの魅力

一番の魅力は経年変化ですね。ベタに言えば、自分が育てている感覚を持つことが出来るという事です。また栃木レザーを選んだのは、使用していても他のレザーと経年変化が全然違うんです。日本で一番のタンナーなのは確かですし、アイテムが完成した時に一番テンションが上がるので使用しています。それと制作している側からしますと、本当に針と糸と手さえあればいろいろな物が制作出来るのは魅力です。水に付ければ伸びますし、木型を使用すればその型に形状します。自分達次第でなんでも制作可能なところも魅力の1つです。

■ 日本生産について

日本生産に拘っているという事より自身で製作したい願望が強いので、結果的に日本製になる感じです。自分達にとって製作は生活の一部になっているんです。 ですから、自分達が生産している場所が、生産地になるという感覚です。

■ ハンドメイドで一番大事にしていること

自分達らしさを出すという事と道具を大切にするという事、 いつでも技術の向上を求めると言う事です。その上で出来る作品に関して言えば、自分が良いと思うモノを形にする事で自分達が製作したんだなーって感じてもらう。そして自然と作り手の想いが作品に宿る・・・それがハンドメイドの魅力なんじゃないでしょうか。

■ これからのブランドの展望

最終的には、レザー以外でも製作をしていきたいです。自分達は、独学なので何が出来て何が出来ないという制限がないと言いますか。ですので、他のモノとレザーを絡めたり、リメイクラインで洋服を作ったりと“物作り”として常に誰も製作していないモノを作っていきたいです。売れなくても面白いモノや、人が凄いねって思うモノをとにかく製作して行きたいです。そしてモノ作りの良さを伝えて行きたいです。





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