M's ファッション

nano alter

俳優・村上淳が手掛けるtr.4 suspension & made in GM japanがnano alterで登場!
2017/11/17
Original

nano alter 第5弾!

nano alterのレーベル代表であるデッツ松田と繋がりの深い俳優・村上淳ことムラジュン。
90年代には同じく俳優だった松岡俊介とともにブランド「shantii」を立ち上げていた彼が
ここ数年、話題のブランドを手がけている。
そのブランド、tr.4 suspensionとmade in GM japanがnano alter第5弾として登場した。



1枚づつ表情の違うアンスクィージープリントのKYNE Tシャツ。

デッツ松田(以下、D)_ムラジュンと仕事をするのも久しぶりだよね。仕事と言っても前はモデルと編集者の関係だったしね。

ムラジュン(以下、M)_もう僕はそれこそデッツくんと(藤原)ヒロシくんに育ててもらったようなものですから。あの時、まだ僕16歳ですよ(笑)。

D_ずいぶん時間が経ったけど、またこうやって一緒に仕事ができるのがすごく嬉しい。

M_こちらこそですよ。

D_nano alterの第1弾DALで発売した内田裕也さんTシャツにムラジュンが反応してくれて久しぶりにメッセージをもらったことから今回のコラボレーションもスタートしたんだよね。

M_そうですね。

D_で、まずはKYNEくんTシャツが決まったと。

M_その話をする前に、僕が博多を面白い街だなって思ったのが8年ぐらい前なんですよ。その前はご飯も美味しいし、人も沢山いる地方都市ぐらいの感覚だったんだけど、8年ぐらい前からは、音楽、ファッション、アートやお店など全てが結びついた街って、今日本ではこの街じゃないかって思い始めたんですね。

KYNEくんもその中で見つけたんだけど、彼ってやはりアンダーグランドな人なんですね。KYNEガールと呼ばれているステッカーをボムして、タギングして、すごくそのアートが目立ってた。
それで博多でDJをやった夜に周りの人に「これ誰がやってるの?」って聞いたんだけど、誰も教えてくれなかったのね。

D_そうなんだ。何か理由があったの?

M_うん。でも、博多には半年に1回は行っていたからまたKYNEくんの新作を見かけては「これ誰?」ってしつこく聞いていたんですよ。そうしたらついにKYNEくん本人が登場してくれたの。
「実は最初、ムラジュンくんが騒いでいた時にもそばにいました」って。
彼としては「芸能人が興奮して、聞いているけど今だけの盛り上がりでしょ」って思ってたみたい。
「だけど、半年、1年経っても同じ熱量で探してくれていたから出てきました」と。
それで、次の日に彼のアトリエに出向いてすぐに作品を購入させてもらった。

D_そんな出会いがあったんだ!

M_それで、時を同じくして仙台の村上くん(※編集部注 ムラジュンと同じ村上姓ですが、血縁関係はありません)って人と出会ったんですが彼がまた洋服作りの天才でね。「suspension」って「繋ぎとめる」という意味のブランドを作りたいって相談を持ちかけられたから、その前に何かつけた方が僕はいいと思うと彼に話してtr.4をつけたんですよ。

D_それは何か意味あるの?

M_tr.4は「track 4」って意味です。

D_ミュージシャンのアルバムの4曲目ってこと?

M_そうなんですよ。(中村)達也くんやチバユウスケくんにも聞いたら、「アルバムの4曲目って一番大事」って言ってたから、これはもらったなと(笑)。
で、その村上くんと話してアートを着る感覚で何か作りたいねって話した時に生まれたのが、アンスクィージーって手法。シルクスクリーンでTシャツを刷る時に色の違う数種類のインクを絶妙なタイミングとポイントに落として刷ると1枚づつ全部表情の違うプリントが出来上がる。これは村上くんだからできる技ですね。

D_確かに、これってもう完全にアートだね。素晴らしい。買いたいものを選ぶのに全部見たくなる。
M_tr.4 suspensionで以前出したKYNEくんTシャツですが、こんなに数量を作ったのは今回が初めてです。あと、以前作ったモノよりも、若干プリントサイズは大きくしました。
ぜひ、nanoさんには全部並べて売って欲しいですね(笑)。





既存のありモノにデザインを加えるのがtr.4 suspensionの真骨頂

D_さて、そしてフリースですが。

M_tr.4 suspensionには仰々しいコンセプトみたいなものはないんですよ。でも、基本的にすでに完成したウエアにプリントや刺繍などデザインを加えるブランドなんですよ。

D_なるほどね。無地Tシャツやフリースでもひねりが少し効いたデザインやプリントを加えることで
面白いものが出来上がるということだね。

M_そう。今回もありもののフリースを探してくださいってオファー出したじゃないですか。そこにグッ
ドフェローズの刺繍を入れたわけだけど、気になったのはポケットの部分。ジッパーもボタンもついていないのは僕的にダメだった。僕、車の運転や映画館などでポケットから携帯電話などが落ちること多いから。
だから、それなら13星のスナップボタンをつけてみようと。

D_結果的に古着ファンとかも目に止まるウエアになった(笑)。

M_これ、村上くんともよく話すんだけど、自分の作ったものを人に差し上げることができるかどうかって重要だと思うんですよ。それが高いとか安いとかの問題じゃなくて。納得いくものを作ったらそれができますよね。それって大事じゃないですか。
スナップボタンも普通のボタンじゃなくて13星を探して使ってもらえたから、そういう意味では良かったと思う。

D_うん。そして、刺繍はこちらオファーを出したカタカナの「グッドフェローズ」。これを刺繍でやるのは初めて?

M_初めてです。このデザイン、すごく古いんですよ。世の中のカタカナブームの前に村上くんから「これ使ってTシャツを作りたい」って言われて最初に発売したのが3年前ぐらいかな。
その後、映画の現場などでスタッフにこのグッドフェローズTシャツを差し入れたりするんですけど、すごく評判いいですね。

D_フロントにはダブルネーム仕様を主張するように織りネームをつけました。

M_うん。これもすごくいい。織りネームってismだからね。





表革の“outstanding”と裏革の“brick”、ともにmade in GM japan初のマルチカラー

D_最後はブーツブランド、made in GM japanだね。このブランドは何年やってるの?

M_10年です。僕の中では、このブランドの第3シーズンですね。僕の理想は、すべてができる工房。
パタンナーがいて、縫う人がいて、シルクスクリーンもあって、僕がデザインを送っておけば、サンプルまでフィニッシュできる工房が欲しかったんですよね。それで、村上くんがいる仙台に拠点を移したんですね。
それからは村上くんと2人でいろんなブーツ職人の人や工場に行きましたね。

D_でも、村上くんって最初からブーツ作りできたわけじゃないよね?それは勉強したの?

M_それが彼の凄いところで3年かけて、こんなに凄いアッパーを作れる人間になったんですよ。普通なら10年かかりますよ。

D_ちょっと僕には想像できないけど、凄い努力をしたんですね。確かに、革を手配してパターン引いて裁断。アッパーを縫い上げるなんて3年じゃあできないよね。

M_で、made in GM japanのブーツは、いろんな工場さんでソールをつけてフィニッシュするんだけど、一番のクォリティでできるのが本来はリペア屋さんである福禄寿さんなんですね。ここも僕と村上くんが行って「リペア屋さんであることは重々承知ですが、アッパーを持っていくので最後尾に並ばせてください。それで、ソール付けをしてもらえませんか?」ってお願いをしてやってもらっているんですよ。完成度は一番高いです。

D_で、今回はスエードの“brick”と表革の“outstanding”と言うモデルが出来上がったと。

M_僕、エンジアニアブーツを履く機会が多いんですけど、ローパーブーツも好きで周期が来るとローパーになるんですよね。履くとすごく楽だし。
で、今までGMではやったことないけど初めてマルチカラーでやってみたいなと思ったんですよ。
この表革のブーツは、最初にデッツくんの事務所で打ち合わせた時に本棚にあるOUTSTANDINGのバックナンバーを見て思いついた配色です。なので、モデル名も“outstanding”。

D_スエードの方は僕が単純に履きたい色を想像した時にレンガ色を思いついたので“brick”にしました。
今までに見たことがないローパーブーツ、新鮮だね。座って足を組んだ時にチラッと見える別カラーもおしゃれだし。それと、こちらの商品は受注生産になります。

M_あと、made in Gm japanのブーツは、基本的に各々が好きなインソールを別で買って履いてくださいって仕様になっています。僕のオススメは、ペダックのマスターというインソールです。

D_ムラジュン、今回はありがとう。インパクトのあるアイテムが出揃って嬉しいわ。

M_いや、こちらこそ。また、やりましょう。






ITEMS



福岡在住のアーティスト、KYNEの作品をフィーチャーし、tr.4 suspensionのアンスクィージー手法でシルクスクリーンプリントを施したTシャツ。アート作品のように1枚づつ違う表情を見せる。
¥7000(税抜)





バックに「グッドフェローズ」刺繍が入ったフリースジャケット。フロントには、tr.4 suspensionとnano alterの織りネームが付き、ポケットのスナップボタンは13星ボタンを採用。ボディは黒とイエローの2色で刺繍色はそれぞれ3色ある。
¥10,000(税抜)





受注生産で発売されるmade in GM japanのローパーブーツ。
ブランド初のマルチカラー仕様は、表革が“outstanding”(左)、裏革が“brick”(右)と名付けられた。
リペア専門店である福禄寿がソール付けを担当した逸品。
¥105,000(税抜)





※ナノ・ユニバース東京の店舗のみのお取り扱いとなります。

 
発売開始 2017年11月24日金曜日〜
取扱店舗:ナノ・ユニバース東京  
 
 
 
前回のコラボレーション
nano alter vol.4 × ダウンオン・ザ・コーナー

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