M's Fashion

イタリア伝統の優雅なシャツ作り
〈 ジャンネット 〉デザイナーインタビュー

2016/2/14
original
Brand Interview
仕立てが良く、丈夫で、美しいシルエットのシャツ。南イタリア伝統のシャツ作りの技術を守りながら、ハンドメイドで作り上げるデザインは、世界中の上質を求める人々に愛されています。

今回はそんな〈 ジャンネット 〉のデザイナーさんにお話を伺った。

ブランドはどのようにスタートしたのでしょうか?

ヴィンチェンツォさん(以下V):「ジャンネットは、南イタリアを拠点とするシャツブランドで、2007年に立ち上げました。それまでは、工場として機能していた会社なのですが、ハンドメイドのシャツを中心に、シックでダンディな服作りをやろうという想いからブランドはスタートしました」

シャツを作るうえで、こだわっている部分は?

V:「生地を切るところから、出荷する段階まで全ての工程を私たちの工場で作っているので、妥協がなく、クオリティが高いデザインを作り上げることができることです。イタリアンサルトならではの伝統的な仕立ての技術をベースにしながら、素材にこだわり、美しさとゆったりしたフィッティングを表現できるように、日々努力しています」

イタリア伝統のシャツ作りとはどのようなものでしょうか?

V:「ディテールに対して、ハンドメイドで作りあげるのですが、例えば脇部分の縫い方にしても細かく縫い合わせています。これらは今ではあまり見られなくなったイタリアの伝統技術なのですが、これによって着心地がよく美しいシルエットが作りだせるのです。手間はかかりますがそういう部分にこだわりを持ってやっています」

インディゴのアイテムも人気が高いですよね。

V:「デニム素材やインディゴ染めは定番化していて、必ずコレクションの中に入れています。その中で、花柄や幾何学模様、ストライプなど様々なデザインを出しています。2016年の春夏でもメインのラインの一つです」

今期のオススメデザインは何でしょうか?

V:「白と黄色のグラデーションを表現したラインです。黄色はフレッシュなイメージですし、もともとブランドロゴなども含めブランドカラーでもあります。これまであまり黄色をデザインしたことは少なかったので、新鮮なイメージだと思います」

今期のオススメデザインは何でしょうか?

V:「白と黄色のグラデーションを表現したラインです。黄色はフレッシュなイメージですし、もともとブランドロゴなども含めブランドカラーでもあります。これまであまり黄色をデザインしたことは少なかったので、新鮮なイメージだと思います」